雑木の庭

静岡市(有)野沢工務店モデルハウス|小川が流れる中庭

Planning|設計・施工のポイント

モデルハウスをお庭のご依頼を頂きました。ここは、井戸水が沸き、それを生かした池と小川が庭を流れるように考えて欲しいという要望でした。
水源は事務所の中庭にあります。そこから滝をイメージし滝のふもとに池を作り、モデルハウスのウッドデッキの下を通り、モデルハウスと離れの間を小川が流れるように計画しました。
石はなるべく組むというよりは、上流から流れ落ちてきたイメージで無造作に据え、雑木や下草がその間から生えているように植栽してみました。
庭に水が流れ、空気も流れる。樹木の蒸散作用と合わせて心地よい風が吹き、夏場の猛暑の中でも過ごしやすい空間になってくれることでしょう。庭に木々だけなく水があれば更に心地よい住まいと変化しますね。

 

浜松市雑木の庭・外構 | 緑に包まれる住まい

Planning|設計・施工のポイント

ログハウスの外構にはやっぱり雑木林が似合います。
庭をつくるというより、自然の山に近づけることを考えながら樹種の選定や配置を考えたつもりです。
その中でも、人が暮らす空間でもあるので樹々と人が共存できるように、カーポート、サイクルポート、物置、薪棚、落葉ストックなどの設置と動線には気をつかいました。
アプローチと駐車スペースは土と石灰と塩分を混ぜた三和土仕上げにし建物廻りはウッドチップ敷きにしコンクリートを使わず、水を吸収できる夏でも涼しく過ごせる素材で考えました。また、それが廻りの緑とも調和し雑木林の雰囲気をより感じさせてくれます。

微気候改善ができる外回りから考える緑の力を活かした心地よい住まいになったと思います。

 

浜松市南区外構・雑木の庭|四角い白い建物と雑木

Planning|設計・施工のポイント

雑木は板張りの外壁や漆喰調の塗り壁のような建物だけでなく四角い白い建物にも調和がとれます。特に道路面に窓もなく白い外壁には緑がよく映え、青い空とのコントラストも美しく見えます。
なるべく構造物を造らず余分なものを削ぎ落とし、建物との調和を考え雑木の木立が主役になるようにエントランスに仕上げました。
表札を表に出したいとのご要望でしたが、低い景石に切文字を取付、景観に邪魔にならない様にしました。ご理解頂けたお施主様には感謝です。
アプローチは芦野石でラインがでるようにし建物のスクエアに合せました。
坪庭は中から眺めた時にはガレージ奥の坪庭と繋がり奥行き感がでるように演出しました。
南面の雑木の庭は家際に木立を配置しウッドデッキに木蔭が落ち、木蔭を眺めるのも楽しみの一つです。

 

浜松市南区 芝生の庭|石とコンクリートと芝生の庭

Planning|設計・施工のポイント

建物の増改築に伴うお庭のご依頼を頂き、お施主様からご要望のイメージ写真を見せて頂き見ても使っても楽しめるお庭をコンセプトにプランニングさせて頂きました。
建物付けのテラスにはプライベート空間になるように道路面からの目隠しの塀を設置しテラスの床材には大判の砂岩を採用し塀の色合いやスクリーンブロックとの調和を心掛けました。テラスからお庭への出入口の左右には自然に起伏を付けチャート石と低木や下草と組み合わせたロックガーデン風に仕上げました。シャープなコンクリートラインは芝生と砂利の見切り材の役割と玄関アプローチからテラス、メインのお庭への誘導ラインともなります。
メインのお庭の第二のテラスは使用しないときはRC塀と絡めてオブジェ代わりになるように浮かす様にデザインし、石の花壇は奥様がガーデニングスペースとして楽しめます。
床面は砂岩の平板とシャープなコンクリートラインと芝生で仕上げ、素材色のコントラストを楽しめます。

 

浜松市中区 雑木の庭| 雑木の庭と石貼りテラス

Planning|設計・施工のポイント

雑木に囲まれるようにお庭に石張りのテラスを造りました。
石張りのテラスには木蔭が落ち、光と影が感じられ心地良い空間となりました。そこではコーヒーやビールを1杯飲むのもいいですね。
隣地の緑と敷地内の緑がうまく調和することと、室内からの目隠しとテラスに居る時に緑に包まれることを考え石張りの配置と緑のスペースを考えました。
緑によって心地良い空間をつくるためには木を1本単位で配置するのではなく、自然の雑木林のようなに木立をつくりながら植付けています。
ご自宅の庭に雑木に包まれたセカンドリビングはいかがですか?!

2015-12-13 | Taged in | Posted in 施工事例, 雑木の庭No Comments » 

 

浜松市浜北区外構雑木の庭|雑木が主役

Planning|設計・施工のポイント

南側道路の敷地でリビングの窓を開放的にできるように雑木の木立を主体にしウッドフェンスと組合せた外観デザインにしました。
雑木の木立は見た目だけでなく、今後、樹々が健康に育っていくように密植し階層的に植付けし、コナラを主木とした樹種の選定をしています。

2015-11-27 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例, 雑木の庭No Comments » 

 

OMソーラーモデルハウスVOLKS HAUS1.5|雑木の庭

Planning|設計・施工のポイント

建築家秋山東一先生の設計であるOMソーラー社屋『地球のたまご』内(OM建築工房)のモデルハウスVOLKS HAUS1.5の『雑木の庭』になります。
構造物は特別設けず、雑木の枝越しに見える建物の佇まいを考え、明るい雑木林の中にいるような住まいを目指して作庭しました。
明るい雑木林のようにコナラを主木とし高木から低木まで階層的に木立をつくるように樹種の選定や配置を心掛けました。
数年後には枝葉ももっと豊かになり『雑木の庭』がもたらす住まいの様々な微気候改善効果が現れることでしょう。
自然の恵みである太陽熱を利用するOMソーラーのある住まいには『雑木の庭』の考えが合いますね。

 

焼津市近藤建設工業(株)モデルハウス|雑木の庭

Planning|設計・施工のポイント

SE構法やドミノ住宅、OMソーラー等幅広く手がける静岡県焼津市の工務店、近藤建設工業(株)さんのモデルハウスの外構、雑木の庭を手がけさせて頂きました。
庭と家の一体を意識した間取りや開口部の配置がよく考えられている住まいです。リビングダイニングを取り囲むようにL字に配置されたウッドデッキは雑木に囲まれたセカンドリビングとなります。2、3年後にはもっと緑蔭も濃くなり夏場にも快適に過ごせる環境となってくることでしょう。
1階だけでなく、2階に居ても近くに緑が感じられ、鳥のさえずりや葉音など心癒す自然界の音色は心地よいものです。
外観は建物が緑に包まれるファサードにし、緑を中心に考えた外構プランとなっております。緑を取入れた庭と建物の一体の住まいを感じて頂きたく思います。
http://www.kondo-k.net/modelhouse

 

浜松市北区雑木の庭|雑木と石のテラス

Planning|設計・施工のポイント

家際には2階でも緑が感じられるようにコナラを主木とする高木を配置し、この高木がウッドデッキに木陰を落とし夏場にウッドデッキで心地よく過ごす手助けをしてくれます。木陰が風に揺れるのを眺めるのも楽しみの一つです。
葉音や小鳥のさえずりを聞いて心地よく休日を過ごすのもいいでしょう。
雑木で囲まれた三ヶ日石と御影石のテラスは屋外のセカンドリビングとなりテーブルを広げてバーベキューなども楽しめます。

 

OMソーラー地球のたまごモデルハウス|雑木の庭

Planning|設計・施工のポイント

OMソーラー(株)社屋『地球のたまご』内のモデルハウスの外構エクステリア・雑木の庭になります。
OMソーラーは太陽熱を利用したパッシブデザインの考えで自然の性質を上手に取入れた快適な住環境を提案しています。正に緑の力を利用した雑木の庭との考え方も一致してきます。
今回の外構造園計画では、植栽だけでなく他の部分でも自然素材を利用した計画になっています。アプローチには土を固めた自然舗装。これは水分を吸い温度調整ができます。フェンスは地元の天竜杉と土台には三ヶ日石の石積みになります。自然素材のみで仕上げる外構エクステリア計画は飽きがこない経年変化も楽しめる良さもあります。
これからは太陽熱や緑などの自然の力を利用した住まい方をもう一度考えるべきではないでしょうか。

 

袋井市・T邸|雑木の庭・外構・テラス

Planning|設計・施工のポイント

よく、ウッドデッキにしようか、タイル貼りのテラスにしようか悩まれることが多いと思います。ウッドデッキにしても天然木や人工木樹脂にするか。それぞれ、メリット、デメリットがあります。

天然木のウッドデッキは木の温もりが感じられます。でも、ささくれや反りが出たり、定期的な塗装などのメンテナンスも必要です。イペ材やウリン材のハードウッド材もありますが、施工が困難であり、価格も高価になり、不法伐採によるものもあります。
人工木樹脂のウッドデッキでは、メンテナンスはほとんどフリーであります。しかし、木の温もりは感じられません。費用は以前より安くなってきましたが、天然木よりは少々、高くなります。

タイル貼りのテラスは、メンテナンスはほとんど要りません。建物によっては、ウッドデッキよりタイル貼りのテラスの方が合うこともあるでしょう。しかし、一般的には、室内とタイル貼りテラスでは、段差ができてしまいます。(おさまりを考えれば段差は少なくすることも可能ですが)今のほとんどの住宅では建物基礎の上に水切りがありそこが床下の換気口にもなっています。タイル貼りのテラスで室内と段差無く作ろうとするとそこを埋めてしまうことになります。建物には、あまり良くないことです。

室内から段差を無く外に出たいとなると、ウッドデッキになります。しかし、メンテナンスができないとなると人工木樹脂のウッドデッキになります。しかし、人工木樹脂はなあ・・・となると選択肢がなくなってくるのです。

そこで、今回ご提案させて頂いたのが大判の御影石のテラスになります。大判の石を使えば、建物際で立ち上がりをつくりオーバーハングをすれば室内とほぼ高さをそろえれます。素材は、石なのでメンテナンスもほとんど要りません。施工面では、半日あれば十分終わります。工期も短縮できます。また、タイルと違って、目地が無いので広くも感じると思います。

みなさんは、ウッドデッキ派?人工木樹脂派?タイル貼りテラス派?それとも、大判石のテラス派?

2013-12-09 | Taged in | Posted in 施工事例, 雑木の庭No Comments » 

 

掛川市・Fベース(モデルハウス)

Planning|設計・施工のポイント

Fベースさんは、「暮らし」をしていく上で大切なのは、建物本体だけでなく庭や家具(インテリア)も大切。という考えを持っています。庭を考える上でまずは、外構計画と同時に考える必要があると思います。もっと言うと建物の計画と同時に庭や外構計画が必要だと思います。普通は、スロープは直線的にクランクするようにつくるのが一般的ですが、今回は斜めに振りました。斜めにすることでスペースが生まれます。その空いたスペースに植栽を計画することが出来ます。

1階からの景色はいいけど、2階からの景色は殺風景となりがちです。どの部屋にいても緑を感じられるように、家際に高木を植えること。2階からの枝葉が揺れるのを感じたり、小鳥が羽を休めにくるのを眺めたりもできるのです。また、家際に高木があることで木陰をつくりウッドデッキの熱を和らげてくれます。樹木がないと相当深い軒先が必要になると思います。

雑木の庭は日に日に変化し2年後、3年後、5年後と樹木1本としてでなく庭として成長してくれます。庭の成長と共に心の成長、豊かさが増してくることでしょう。