外構

掛川市外構エクステリア|雑木の門廻り

Planning|設計・施工のポイント

掛川市の外構エクステリア現場。玄関廻りに門袖を立ち上げて塗装やタイルなどの装飾をして見栄えを整えるやり方もあると思いますが、ここでは雑木をメインとして考えました。雑木は季節や時間帯でも見え方を変えてくれます。毎日通る玄関廻りには最適の素材だと思います。足下にはチャート石と低木や下草の組合せで起伏を付けながらデザインしました。ポストと表札を付ける門袖は木製角柱を使用し雑木と調和するように心掛けています。

2014-02-17 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例No Comments » 

 

掛川市・N邸|外構・ウッドフェンス

Planning|設計・施工のポイント

静岡県掛川市の外構エクステリア・造園工事。
南面道路の敷地でどう目隠しをするかが外構エクステリア計画をする上でポイントでした。目隠しの仕方には色々あります。ブロックやRCで塀を立ち上げるか、植栽にするか、フェンスにするかなど考えられます。お施主様と相談した結果フェンスにしました。建物の外部に天然木を使ったバルコニーがあるので外構計画でもエクステリアメーカーのアルミフェンスではなく天然木の杉材を採用しました。外構は建物と調和がとれて絵になるものだと思います。あとは、植栽が入るともっとよくなりますね。
門柱にも木材を使用し、玄関前の一部に天然石の鉄平石を使用し、自然素材でコーディネートしました。

 

豊橋市・M邸

Planning|設計・施工のポイント

門袖は極力簡単にし、雑木が中心になるようなプランニングをさせて頂きました。構造物を造るとそれなりに費用が嵩みますが、なるべく造らないようにしコストを抑え、その費用を雑木の植栽にまわしました。木々は成長し、いずれは緑のトンネルになりアプローチに光と影を落とし心地よい空間になってくれると思います。

ブロックやフェンスで高低差を処理する現場が見られますが、階段を伸ばし、コンクリートを浮かす用に立体感を出し、その廻りは石を敷き詰めて処理をすれば見栄えがよくなります。一般的に高低差があるとコストがあがりますが、逆に高低差を活かしたプランニングが見栄えと経済設計となります。門袖で見せ場をつくるのではなくアプローチ(階段)で工夫をしています。

植栽した雑木は、コナラ、アオダモ、ヒメシャラ、ナナミノキ、クロモジ、アセビ、アオハダ、エゴノキ、マユミ、ナツハゼを密植して植栽しています。密植することで山に似た環境になり、成長もゆっくりと抑えられます。密植してお互い同士が守るようにゆっくりと枝葉を広げることが自然な雑木の樹形も保たれてきます。樹木が多いと管理が大変だと思いがちですが、かえって1本で植えるより管理が楽にもなります。

 

浜松市天竜区二俣・K邸

Planning|設計・施工のポイント

エクステリアを彩るのに色々な材料や素材があると思います。ブロックやフェンス、今では、エクステリアメーカーから様々な商品が開発されていると思います。また、デザインをする上で門袖を格好良く仕上げるために塗装をしたりタイルやレンガを貼ったりして構造物できれいに見せることもあると思います。この現場では、構造物はなるべく造らず、表札をつける門袖も簡単に植栽と相性の良い自然素材の石を採用し、あとは、植栽で絵を描くように仕上げました。

2013-10-01 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例No Comments » 

 

浜松市東区中郡町・I邸

Planning|設計・施工のポイント

表札の位置、アプローチの取り方と植栽の配置を考えてプランニングしました。門袖にいわゆる塀は無くし、植栽をアプローチ左右に配置しました。樹木に合わして表札は簡単に自然素材の御影石を2本建てて表札を取り付けました。その表札の位置は玄関ドア正面にし、階段アプローチは斜めから入るようにし、斜めにすることで生まれるスペースに植栽を植え付けました。斜めにアプローチすることで玄関ドアが直接見えません。ドアが万が一開いていても中まで見えなく、視線をずらしてくれます。樹木が育てばもっと見た目も良くなり、石材も古びて樹木との相性もよくなるでしょう。

 

掛川市・Fベース(モデルハウス)

Planning|設計・施工のポイント

Fベースさんは、「暮らし」をしていく上で大切なのは、建物本体だけでなく庭や家具(インテリア)も大切。という考えを持っています。庭を考える上でまずは、外構計画と同時に考える必要があると思います。もっと言うと建物の計画と同時に庭や外構計画が必要だと思います。普通は、スロープは直線的にクランクするようにつくるのが一般的ですが、今回は斜めに振りました。斜めにすることでスペースが生まれます。その空いたスペースに植栽を計画することが出来ます。

1階からの景色はいいけど、2階からの景色は殺風景となりがちです。どの部屋にいても緑を感じられるように、家際に高木を植えること。2階からの枝葉が揺れるのを感じたり、小鳥が羽を休めにくるのを眺めたりもできるのです。また、家際に高木があることで木陰をつくりウッドデッキの熱を和らげてくれます。樹木がないと相当深い軒先が必要になると思います。

雑木の庭は日に日に変化し2年後、3年後、5年後と樹木1本としてでなく庭として成長してくれます。庭の成長と共に心の成長、豊かさが増してくることでしょう。

 

東京都大田区・O邸

Planning|設計・施工のポイント

全面道路は、バス通りで交通量もある道路なので門袖は道路から後退させています。後退させることで門廻りに圧迫感をなくし落着きが感じられます。また、後退したことによって植栽スペースができます。門扉を付けてクローズな計画ですが門袖を挟んで外と中に緑を植えることによって繋がりを出してくれます。

門廻りで考えて計画したところは、向かって右側に建物に対して直角にRCの壁を設置しています。道路から門袖を超えて奥まで抜けることで狭いながらも、奥行き感と広さを感じさせました。ポストの付いてる壁をL字に道路側に曲げるだけでは出すことができない感覚です。向かって左側は、門袖を2段構えにして高さを変え立体感を出し、スペースが生まれたので中に繋がる植栽を配置しました。植栽が構造物の硬さとうまく調和できたと思います。

 

掛川市・M邸

Planning|設計・施工のポイント

道路勾配がきつく、道路と敷地も高低差が最大1m程度の現場でした。傾斜や高低差がある敷地は、プランナーの力量が計られます。きちんと土留めをしたらそこでコストがかかってしまいますので、逆に高低差を活かしたプランニングが大切です。高低差がきつい方は土留と芝生の法面の併用で処理しました。土留の材質をブロックなどで収めると、他の部分との調和がとれなくなるのでここでは、御影石を採用しています。

階段も一つの見せ場になってきます。ここでは、大谷石の階段とコンクリートを張出すようにして陰影を付けてデザインしました。門袖は玄関ドア前に配置することで、玄関ドアを開けた時に直接中が見えなくなります。アプローチは、高低差が少ない方に斜めに振ると階段が少なくなりコストもおさえられます。あとは、空いたスペースに植栽を配置すると緑の間を抜けていく気持ち良い空間ができてきます。

2013-05-24 | Taged in | Posted in 外構, 施工事例No Comments » 

 

浜松市中区野口町・T邸

Planning|設計・施工のポイント

門袖や塀をなくし、樹木を中心にコーディネートした現場です。玄関前は幅30cmと狭いですが、緑を十分に配しました。樹木を中心にするために、表札をみせる門袖は低く抑え、H鋼と恵那石の組合せでオリジナルで作成。その門袖自体が庭のオブジェともなるようなデザインで考えました。樹木があれば十分見栄えは取れるのです。

 

浜松市西区志都呂町・I邸

Planning|設計・施工のポイント

南面道路で道路側にリビングの大きな窓があり、それをどう目隠しするかがポイントでした。閉鎖的な感じにはしたくなく、また圧迫感を感じないように、植栽を中心に目隠しをしました。樹木には、街並みの景観を良くしたり、冷気や木陰をつくったり、アスファルトや土間コンクリートの放射熱を抑える効果もあります。ただ、植栽のみでは目隠しや全体のバランスに欠けると思い、ウッドフェンスや天然石の門袖を組み合わせました。アプローチには、門袖と色合いを揃えて大判の石を浮かし立体感が出るように工夫しました。樹木もたくさん使い、玄関まで緑の中を通り抜ける心地良さも感じられます。

 

袋井市・O邸

Planning|設計・施工のポイント

広いイペ材のウッドデッキを庭いっぱいに広げ、そのほかのスペースは涼しげに感じられる雑木の植栽で構成しました。接近する隣地側には、雑木と調和するようにウッドフェンスを設置。駐車場側にある雑木は、目隠しと土間コンクリートの放射熱を抑える効果もあります。

 

浜松市東区半田山・K邸

Planning|設計・施工のポイント

建物だけではいかにも構造物という硬い感じがしてしまいますが、植栽が入れば硬いイメージを和らげてくれて人工的なものから調和ができます。こちらの施工例では、駐車スペースを2台分確保すると、玄関の正面まできてしまいます。そこで、アプローチの取り方を玄関に対して角度をつけて斜めにしました。そうすると、三角の隙間が生まれ、植栽スペースにあてることができます。玄関の正面に植栽が入り、ドアを開けた時も家の中が見えません。階段の反対側にも植栽を植えれば、緑の間を抜ける心地良いアプローチにもなります。