高低差がある敷地で、土をどのように安定させるかがポイントになりました。
単純に一般的な土木で敷地を平らにしてはせっかくの高低差の敷地を活かせません。そこで、無造作に石を配置し、その間に階層的に植栽を配置し、下草から高木まで合わせて土中で根を張り巡らせ、植物の根と石が絡み合い、ほどよい傾斜を残しながら自然の山の様に土を安定させることができます。
アクセントにシャープな石積みを組み合わせ、自然の温かみを感じながらもかっこ良さも感じられるファサードになりました。季節の移ろいも感じられる、緑豊かで家にいながらリゾート気分を味わえる住まいになりました。