植栽時の土壌改良
昨日は、格子フェンスに囲まれた中庭に樹木を植え付けてきました。職人さん1人を連れてぼくと合わせて2人の作業。すぐ終わるだろうとあまくみていました。掘っても掘っても、土が悪い。土が固く砕石みたいな土質。タイルに囲まれた80cm角程度のマスでの堀作業は人1人が入るがやっと。作業性も悪く中々辛い作業でした。
1m程掘ってもこの土質。これでは、健康に樹木は育ってくれません。ぼくらが、緑の力を借りて心地よく快適すごしたいなら、樹木にとっても快適な環境を作ってあげないといけませんね。樹木にとっては、タイルに囲まれているだけで過酷な環境です。土だけでもなるべく良い環境を作ってあげないと。
昨日は、猛暑の30度超え。こうなったら、気力との勝負です。穴堀り次は、土壌作り。土壌には、堆肥をたくさんと微生物土壌改良材のタテヤマユーキを混ぜながら埋め戻していきます。
水決め時には、植物活力液のHB−101を混ぜて水やりをします。HBー101は天然の植物活力液なので無害で無農薬。また、土中の微生物の活力とバランスを確保してくれます。1本植え付けるのに2人で2時間程度掛かってしまいました。健康で豊に育ってくれることを願います。
エントランスから格子越しにハナミズキが見えます。やはり、ここに緑があるのとないのでは景色が違います。この場所にハナミズキを提案させて頂いたのは、ハナミズキの花は上向きに花をつけます。このテラスは2階のバルコニーに面しています。バルコニーから眺めると花が1番きれいに見れるのです。1階だけでなく2階にいても緑や花を楽しめるような庭を身近に感じてほしいという願いも込めさせてもらいました。
そして、場所を変えてこちらは、掛川市の工務店Fベースさんのモデルハウス。こちらも昨日から外構、雑木の庭の工事を着工させて頂きました。雑木の庭の力で住環境、熱環境に対して少しでも貢献できるように計画していきます。8月3日にはグランドオープンです。どう、景色が変わっていくのか、自分自身でも楽しみです。
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