浜松市 緑の基本計画・・・果たして
今日は、前年度3月に施工した生垣申請の完了報告を浜松市に提出してきました。
完了報告は無事、受け取ってもらったのですが、最後に担当の方から「今年度からは風致地区のみ生垣交付することになります。」と伝えられました。普通の宅地は、もう生垣が交付されないらしいです。なんでですか?と問いただすと案の定、「予算の関係です。」との返答が・・・。
そこって予算削ることかぁ〜!どうなってんの浜松市は!浜松市では、 緑の基本計画「みどり生活を愉しむまち・浜松」をめざしてというのを掲げているわけですよ。
この冊子に目を通すと緑地の保全や緑化の推進に関して、その将来像、目標、施策などを定める基本計画が載っていいるのです。いいこと、書いてあるんですよ。
浜松市には、山から川、海、湖、田園と多様な自然環境を備えているのでみどりを介して浜松でしかできないようなみどりとともにある暮らし、真に豊かな生活をしていきましょう。
具体的な目標数値も載っています。10年後には街路樹も新規で3150本、増やすのですね。どんな街路樹を増やすのでしょうか。数値もそうですが、もっと大切なのは、質だと思います。今現在ある浜松市の街路樹であれば無い方がいいですね。枝葉が伸びたからと言ってむやみに剪定して樹木そのものの形なんか無いですね。無様な姿ですよ。
余計にみどりは厄介なもの面倒なものと思わせてしまっていると思います。あれでは、みどりを推進することと正反対の動きですよ。(ちょっと、話がずれてしまいましたが。)
街路樹と親しむ事業の強化
住宅地緑化の啓発推進
緑化を推進する制度の充実、という文面も見えるのです。生垣の交付制度の予算を削っていいの?!って思うのです。みどりを増やす予算は逆に増やさないといけないことではないでしょか。
この冊子の冒頭にもあったように、浜松は多様な自然環境があるのです。宅地や商業地、工業地にも緑化が広がれば、周辺の自然環境とみどりが繋がり、自然環境と一体になった街になるのです。
まだまだ、みどりは厄介なもの面倒なものと思う人が多いと思います。軽井沢や箱根などの避暑地の雑木林って気持ちいいですよね。害虫も殆ど見ないですよね。ああいう自然な環境の緑化スペースを展開していけばいいと思うのです。正しい知識とスキルで緑化していけば病害虫も付きにくく管理も楽な気持ちいみどりができると思います。
ぼくも、そこを目指してもっともっと勉強していかなければなりませんね。